実はスタビリンクの交換時、一緒にロアアームブーツを交換してました。
スタビリンクブーツ同様にヒビ割れ有り、予防も兼ねて交換します。
ロアアームブーツはMH21Sの時にも交換しているので要領は分かっています。
タイロッドエンドもそうですが、嵌合を解除するのに苦労することが予想されたので買いました。
その名もボールジョイントセパレーター!↓(既に嵌合が解除されています)

なんつっても普通車だからね、軽自動車ならまだしも(とは言っても当時も450gのハンマーで結構格闘した、でもSSTは使ってない、使ったのはハンマーとプライバーのみ)軽自動車の嵌合具合とは訳が違うでしょ、っていう予想は的中しました。
本当はネジ込み式タイプ(洗濯バサミみたいなやつ)の方が良いのですが、投資家の端くれでもあるので「小さく始める」でいきたいと思い約1000円で買えるフォーク型の叩き込みタイプを購入して苦労しました。アストロプロダクツで売ってるやつです(購入時幅20mmのやつ←後述しますがうまくいかず加工しました。)
ネジ込み式を持っている人、買う人は注意してください、おそらくこの新MCプラットフォーム系のシャーシはほとんど一緒だと思うのですが、ロアアームのボールジョイントネジ部頂点からドライブシャフトまでの距離が15mm程度しかなく厚いサイズのものだと入らない可能性があります。
ネジ込み式を使用する場合はこの押し込み部分が薄いボールジョイントセパレーターを使用してください。
ロアアームブーツは大野ゴム工業のDC-1168を買いました。モノタロウで1個759円税別
手順はスタビリンクロッドが終わったところから、ロアアームボールジョイントのキャッスルナット19mmを割ピンを抜いてから外します。ボールジョイントセパレーターをナックルとブーツの間に押し込んでハンマーで叩きます。
何度か叩きましたが450gじゃびくともしない。やっぱ軽とは違うな〜

嵌合部にもっと痺れるほどのショックを与えてやらないかんということで買いました。4倍の1.8kg!結果的には買って正解だった。

これでズドン!で終わればラッキーだったんですが1つ問題が、、、
ボールジョイントセパレーターのフォーク幅が20mm、ボールジョイントのテーパー部が20mm。
このままだとピチピチサイズのところに叩き込む訳です。これは良くない。悩んだ結果、買いました、グラインダー↓何だか余分な費用が掛かっていますね。
いつかは買うだろうと思っていたので別に良いんですがね

これで削ってフォーク幅を20mm→23mmに拡幅しました。

テーパー部に叩き込む時に片側1.5mmの隙間ができました。
グラインダーは仕事で毎日のように扱ってたし、先輩にも上手いと褒められていたのでもちろん綺麗に削れました。が当然40mm程度しか削れないので根本まで削れない…これ綺麗に加工するならベルトン必要だなー、電動は高いしコンプレッサーはないし、またお金かかるなー。検索しているとディスクグラインダーに取り付けられるベルトサンダーなるものがありました。使えるのかなー
そういえばリューターの溝掘りも上手いって後輩によく褒められたな
ともかく使用に問題はないので今回は大人しくグラインダー加工で我慢します。
んで、何回かズドンで外れました。

画像再利用w これしか撮ってなかったもんで
このフォークタイプで外す場合はブーツに負担がかかります。破れを覚悟の上、使用することになります。どのみち交換するので気にすることはないとは思いますが。
これも分かっていたことですが、ロアアームを下げてボールジョイントネジ部をナックルから取り外したいのですが反発が強すぎて抑えながらやりにくい。トヨタ?ソミック石川?はロアアームとボールジョイント部を分離できる仕様になっているのでこれを緩めて外しました。17mmのナット2個とボルト1本。ロアアームをボールジョイント部と分離できる仕様にしたのはトヨタのアイデアなんだよね?誰か教えて欲しい。

それでもロアアームはある程度下げてやる必要があります。ナリタオートで紹介されていたやり方、U字ボルトに板を被せてナットで留めた器具を使ってやりました。DCMカーマで売ってます。一番大きいサイズのやつ。ただここでも問題がありまして、U字ボルトのネジ切りが浅すぎる。そのためガバガバですごい使いにくかった。今回使わなかったけどM8ダイスを買いました。これで曲げ部までネジを切っておくと使いやすいかも!
ブーツの留めリングを再利用したいのでまたしてもナリタオートで紹介されていたやり方、インシュロックを引っ掛けて回しながら外すやり方をやって外しました。ブーツは先に破きました。

写真の通りグリスは真っ黒、粘度も低い。
グリスを拭き取って、、、お分かりいただけただろうか。



やってしまいました。お気づきいただけただろうか、ブーツを引っ掛けておくリム部?に打痕、キズがあることを。多少の傷はつくやり方ですが叩き方が悪かったかもしれない。
ボールジョイントに違和感はなく、当然部品もないのでそのままいくよ。
今となっては何でも良くねと思うけど初心者の頃はよく気になってたんだけど、グリスはAZのリチウムグリスを充填しました。充填量は嵌合した時にブーツがある程度潰れるのですが、その時にブーツがパンパンにならないような量が適正と思います。ブーツに負担が掛かると寿命が縮むと思います。ブーツを装着しました。

外した時と同じようにインシュロックを引っ掛けて回しながらリングを入れてブーツを固定します。
ボールジョイントASSYを車両に戻します、17mm3つを取り付けて嵌合部を19mmキャッスルナットで締結71N/m(30プリウスの締め付けトルク)参考程度です(自己責任でお願いします)。

ここでまた1つ問題、ボールジョイントの確認でグリグリ動かしたせいかキャッスルナット部の割りピンが元々ドライブシャフトに対して直角で整備者から見やすい方向だったのに対してドライブシャフトに平行方向に向いてしまいキャッスルナットの合わせが目視できませんでした。やり直すには既に一度ナットを締めているので緩めても嵌合を解除するにはボールジョイントセパレーターを使用しなければなりません。在庫もないしブーツを無駄にするわけにはいかんので、スマホで穴部を動画撮影して穴位置調整して割りピン装着しました。動画で撮らないとなかなか写りません。動画でたまたま映った部分をスクショしました。

穴の後ろに映るのはナックルの裏側です。割りピンは入れづらいし曲げづらいしで良いことなしです。初心者あるあるですね。次から気をつけたいものです。
タイヤを戻して終了です。フォークの加工したりで時間がなく助手席側だけやりました。
ってな感じで助手席側のロアアームブーツ交換を終え、1年ちょっと経った頃交換してなかった運転席側のロアアームブーツからグリスが漏れてました。

暗くてちょっと分かりにくいですが、1年ちょい前に助手席側をヒビ割れで交換したときと違い運転席側はブーツが破けてグリスが漏れ出てます。

これ嵌合が外れる前の状態、キャッスルナット部のネジ山に注目

ハンマーでフォークの頭を10回程度叩いたら嵌合が外れました、毎回思うけど中々ガッチリはまってる。

ロアアームを下げて作業するのが大変なのでボールジョイントのASSYごと取り外しました。フォークを差し込んでるのでブーツがよりダメージ受けますがやはりボロボロです。

クリップを外してブーツを外します、グリスが真っ黒です。

今回は気を使ってフォークを叩き込んだつもりだったのですが、前回寄りはマシですがやはり打痕が付いてしまいました・・・

1年寝かした新品ブーツ。

リチウムグリスを充填!君もいつかヘドログリスになってしまうのか

新品に入れ替わりました。

今回は割りピンの穴方向を車の進行方向にすることを忘れず締め付け、ナックルに向かって挿すなんて入れにくいし、取りにくいし良いことないです。
で完成写真は撮れてないという、まああるべき元通りの姿に戻して終了です。

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